岡山大学
PRESS RELEASE
   

本学大学院医歯薬学総合研究科の西堀正洋教授(薬理学)らの研究グループが、社団法人発明協会(総裁 常陸宮殿下)の「平成21年度全国発明表彰」において『抗体医薬による脳梗塞の新規治療法の発明』で、「21世紀発明奨励賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。同時に本学の千葉喬三学長が「21世紀発明貢献賞」を受賞することとなりましたのでお知らせいたします。
岡山大学関係者がこの賞を受賞するのは初のことです。

表彰式は7月29日(水)にホテルオークラにて行われます。
 
内容について
岡山大学では初

 西堀正洋教授ら発明者の受賞(西堀正洋、森秀治、高橋英夫、友野靖子、足立尚登、劉克約)は、特許取得後3年以内の発明を対象として選考されたもので、受賞対象は『抗体医薬による脳梗塞の新規治療法の発明』です。同時に本学の千葉喬三学長が「21世紀発明貢献賞」を受賞することとなりましたのでお知らせいたします。

新規のサイトカイン HMGB1

 西堀正洋教授らは、脳虚血の急性期における脳内の炎症反応に着目し、この炎症反応を制御することによって最終的に形成されてくる脳梗塞の大きさを縮小できると考えました。治療標的として選ばれたのは、新規のサイトカイン分子であるHigh mobility group box-1(HMGB1)とよばれるタンパク性の活性物質です。

新規治療法開発に大きな期待

 西堀正洋教授らは、HMGB1に対する単クローン抗体を作製し、HMGB1 の中和活性を有する抗体がラットの脳梗塞モデルにおいて著効することを脳梗塞巣の縮小と神経症状の改善で示しました。本抗体治療を人の臨床治療に応用すべく、現在も研究が続けられています。脳血管疾患は、わが国の死亡原因の第3位を占める重大疾患であり、また要介護の原因の第1位でもあります。新規の治療法の開発には、国民保健と医療経済的観点の両面から、大きな期待が寄せられています。

受賞について
  賞名 :21世紀発明奨励賞  

受賞内容: 抗体医薬による脳梗塞の新規治療法の発明
受賞者: 西堀正洋教授らのグループ(西堀正洋、森秀治、高橋英夫、友野靖子、 足立尚登、劉克約)

     賞名 :21世紀発明貢献賞 

受賞者: 千葉喬三(岡山大学学長)

社団法人 発明協会
社団法人 発明協会(総裁:常陸宮殿下 会長:豊田章一郎 元・トヨタ自動車会長) 明治37年の創立以来100年にわたり、一貫して発明の奨励・工業所有権制度の普及に努め、我が国科学技術の進歩・発展に貢献。 (社団法人 発明協会ホームページより引用。)

 

全国発明表彰
全国発明表彰は、大正8年の第1回帝国発明表彰開催にはじまり、文部科学省、経済産業省、特許庁、日本経済団体連合会、日本商工会議所、日本弁理士会、朝日新聞社の後援により優れた発明を完成した人、実施化に尽力した人、発明の指導・奨励・育成に貢献した人を顕彰することにより発明の奨励・育成を図り、我が国科学技術の向上と産業の振興に寄与することを目的としています。 (社団法人 発明協会ホームページより引用。)
発明協会
表彰式・祝賀パーティーについて
  平成21年度表彰式  

日時: 平成21年7月29日(水) 午後3時00分〜午後4時00分

場所: ホテルオークラ 別館2階「オーチャードルーム」 (東京都港区虎ノ門2-10-4 TEL:03-3582-0111)

  祝賀パーティー

日時: 平成21年7月29日(水)午後4時30分〜午後6時00分

場所: 同上 別館地下2階「アスコットホール」

お問い合わせ
岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 生体薬物制御学講座 薬理学分野 教授 西堀 正洋 mbori●md.okayama-u.ac.jp
オーチャードルーム
 
 
 
 
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